北海道の名水【きょうごく】との出会い

 

 今月は久しぶりに私、久野が日本一の名水、北海道の【きょうごく】との出会いを御案内致します。
 私がこの名水【きょうごく】と出会ったのは今から10年程前にさかのぼります。
私の知人が札幌に単身赴任をした際に『一度、北海道に遊びに来いと!』との言葉が かかり遊びがてら、札幌に行きました。ついでに商売根性を出し、せっかく来たんだからという事で札幌を中心に、小樽・函館などの現地でも有名なコーヒーショップを案内してもらい毎日毎日がコーヒー尽くしの日になってしまいました。その中でもとても気になったのが私たち東京に済んでいる人間から見ますと北海道の水道水自体が美味しいのにコーヒー ショップに行きますと更にナチュラルミネラルウオーターを使用してそれを、お客様のお冷やにも使っているんですよ。

 もうこれには唖然としてただビックリしているだけでした。その水のおいしい事といったら何と表現したらいいか・・・。水というのはこんなに甘くて美味しいものなの?と考えさせられるだけで言葉が出ません。
 そんな事をきっかけにこの水の正体を友人に聞いたところ、これは羊蹄山の湧き水なんだよ。 日本一の名水で性質が『軟水』だから飲みやすいし、料理やコーヒー・紅茶にもピッタリと合うんだよとの説明でした。私が北海道に行ったこの時代はまだ、コンビニやスーパーなどで水を買うといった 時代ではなく、まして水をお金を出して買うなんていうのはタブーとされていた時代でした。
 それから私はこの水のとりこになり、東京に帰ってもこの水を直接、製造工場であります北海道ミネラルウオーターに電話をして家庭で飲む以上、大きな容器に入っているものがないか確認をして20リットルの【きょうごく】を取り寄せ、毎日飲むようにな りました。そうしたところ全く意識はせずに飲みはじめたところ、その当時最高に太っていた私は約3ヶ月目ぐらいになったらダイエットをやったわけでもないのに 体重が6kg減り自分でもビックリし、もしかして病気かなと思い病院にも行ったありさまでした。

 そんなこんなで1年が過ぎようとしたときにコーヒーショップのマスターから『久野さん、美味しいリキッドコーヒーを作ってくれないかな』との問い合わせがあり、何とか期待に添えられように頑張りますと返事はしたものの、さて・・・。どうしようかという状況下の中、現実自分が飲んでいるこの【きょうごく】を使用して日本一のリキッドコーヒーを作れないものか直接、北海道ミネラルウオーターへ問い合わせをしたところ、全く問題外とのことで話もろくに聞いてくれませんでした。しかし自分の性格上、今まで以上に作りたいとの気持ちが強くなり、アポイントなしで工場へ出向きました。一度、二度、三度行っても話が進まず後1回行ってダメだったらあきらめようと決心をして工場の門をたたきました。
 そうしたところ、嘘のように話を聞いて頂き『おまえも好きだな!』との声で今私共が販売しいる名水コーヒー&ゼリーが完成したのです。この商品が完成して今年で7年目を迎えますが毎年徐々に販売力も増していき、今では人気NO.1の商品になりました。また、この商品をご依頼いただきましたコーヒーショップもこの名水コーヒーが夏のお店の看板メニューとして大活躍をしております。
 また特に新商品の(樽型)名水コーヒーゼリー110gはもっとこだわりを持ち、少しでも人間の体に優しさをテーマにゼラチンではなく伊那寒天を使用して今までのゼリーとは違う食感を与え、人気を称しております。このような私のわがままをご理解して頂きました北海道ミネラルウオーターの皆様には本当に心から感謝を申し上げます。

  PS:HPの今月のお店紹介(2000年9月のコーナー)でご案内いたしました新宿の【カフェ・ベルグ】ではアイスコーヒーのメニューで使用しております。

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