においての珈琲講習会〜

 今から8年前になりますが韓国において大勢を集めての珈琲の講習会を行ったことをご案内致します。
 私が現在講師として珈琲と紅茶を指導している日本菓子専門学校から韓国(ソウル) に姉妹校として製菓学校を設立する為に珈琲と紅茶の講師として行ってもらえないかとの依頼があり8年前に韓国に行ったのがすべてこのストーリーの始まりでした。
 実際私自身は韓国に行く事も初めての経験でしたので興味心身で引き受けました。
 その後、話をしているうちにこの韓国の製菓学校の校長先生は韓国最大のベーカリーの社長も兼任しておりある日、高麗堂(KoryoDang)の社長の金社長自ら私共の会社に訪れ製菓学校の趣旨やコンセプトなどの話を熱心に語らい始めましたので 私もこの社長の熱意に押され自らも力を入れ講師をやることを二人で誓いました。 韓国製菓学校での講習会を目標に通訳の方とも常に連絡を取り合い日本語でまとめた講習内容の要旨をFAXして通訳の方たちがハングル文字に変換したりと慌しい日々の連続でした。


韓国での授業風景

 そして3泊4日の韓国講習会の日程も決まり成田から韓国の2時間のフライトがスタートしました。
 金浦空港到着後、スタッフの方たちが迎えに来て頂き打ち合わせの為にホテルへ直行いたしましたが韓国の方たちのものすごいパワーを車中の中から痛感して打ち合わせに入った時点で更にヒートアップした底知れぬパワーと情熱を感じ、明日の授業に備えました。
 翌朝、9:00から昼間での事業のスケジュール内容に基づきいよいよ講習会の始まりを迎えました。
 通訳は今でもお付き合いをしている李さんという日本語が大変上手な女性で私の性格や人柄を十分に知り尽くしている方なので通訳の所々も私の心情を配慮していただいた内容だったので生徒さんたちにも恐らくとても明瞭に理解できた事と思います。


韓国での授業風景

 そして授業終了後私はいつもの習慣で最後に何か質問はありませんか?と問いかけた瞬間、ほとんど全員と言っていいほど手を上げ自分の目を疑った限りです。日本で授業をやって『質問は?』と言ってもシ〜ンとした雰囲気で授業の作業中に私がみんなの周りを見て回っているときに質問等が飛び交うのですが授業の最後に質問は?というといつもこんな感じなので今までの流れで言いましたが韓国の方の熱心さには本当に 心が動かされました。全員の質問を聞いてあげたいのですがそれは無理なので代表して5名ぐらいにして頂き、納得の上、無事に授業を終了する事が出来ました。
 そして夜、打ち上げの際に金社長が『実は久野さん!私共のベーカリーでもコーヒーの豆の販売と中に喫茶コーナーを並立させたいのですが。』との内容にビックリしまして それではこの際、まとめて講習会をやりましょうかという話に飛躍して再度、打ち合わせと入る段階に社長が実は・・・と。高麗堂は今、365店舗ありますので出来れば 早急に各店舗の店長を集合させますので今一度講習会をやってもらえませんか。との話でした。


高麗堂での大講習会

 いきなり言われてもとは思いましたがそこはさすがに久野君、帰る日を一 日 延ばして365名を集めた大講習会を始めました。それはハンパじゃなく大きい講堂で一言一言しゃべるのに何か政治家の弁論会のような錯覚さえおぼえたことを今でもはっきりと記憶しております。
 そんなこんなで高麗堂と取り引きもスタートしてコンテナで珈琲豆を5トン単位で輸 出する事になり今ではその当時に私の担当をしてくれていた李聖根(Lee−Son −Gun)当時、課長を社長に命名して現在、REBONA COFFEEを設立 しました。主に百貨店やコーヒーショップに豆を卸す展開をしておりますがら来年、 2002年ワールドカップに備え新しい『カフェ』を順調に行けばこの7月の上旬にオープンする予定でおります。


高麗堂での大講習会

 韓国には今まで私が築き上げてきた友人がたくさんいます。全て私の財産です。これからも日本・韓国といおう絆を大切に良きお付き合いをしていくつもりです。

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