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2)熟練した焙煎技術
次に必要なものは、コーヒーを本当の意味でこよなく愛し、こだわりと情熱を持ってコーヒーを煎るという「焙煎」という作業なのです。
コーヒーの生豆というのは、先程お話しをしたように安定した生豆を常に入手することは非常に難しいことです。そこで生豆を徹底的にに研究し続けなければプロとしての「焙煎技術」を取得出来ません。生豆には必ず「水分」が含まれております。
この水分を時間をかけて蒸発させ、一気に焼くという作業がこの「焙煎」という特殊技技術と愛情を必要とする焙煎技術なのです。
その時の生豆の状態で煎り方を調節したり、弱感の焙煎度合いを変えることによって一定の味を保ったり個々の味の特徴を見出していくことが出来なければ真の技術者にはなれません。そしてこの「焙煎」という作業は私共のオリジナルブレンドを作ったり「手作りのコーヒー」を製作するにあたって最も重要でかつ必要な作業なのです。
3)こだわりの焙煎機<直火式焙煎>
焙煎機は種類としては大きく分けて、「熱風式」と「直火式」と2つに分けられます。
熱風式は生豆の回りから焼け、一度に大量に煎れるという大企業などには最大のメリットがあります。しかし私が選んだ焙煎機は少量
しか煎る事が出来ませんが生豆の芯からじっくりと手間と時間をかけて煎る方式を選びました。この事は、コーヒーの基本であります時間をかけて生豆の芯まで煎る事でそのコーヒーの持っている味(酸味・苦味・甘味・香り・コク)が引き出せ本物のコーヒーを作り上げるには最高の機械なのです。
私の「直火式焙煎」のこだわりのスタートは焙煎というプロセスの“いろは”を勉強するために2kgの釜から始まりました。今考えればそりゃあもうおもちゃみたいな焙煎機で毎日あわただしい日々の繰り返しだった事を覚えています。
そして次に8kgの釜に変えました。この時の感動は今でも脳裏に残っています。
そしていよいよもっと大きな焙煎機が欲しくなり、メーカーさんに協力をして頂き、現在の20kg釜を導入するに至りました。これは涙ぐましい私共とメーカーさんの間に汗と涙の結晶の物語があるのです。
先程もお話ししたようにこの直火式焙煎機は大量の焙煎が出来ず、名前の通
り“直火”なので火事になりやすいという事で、焙煎機の大きさに限界があるのです。
そこで私は、メーカーさんに無理を承知で大型20kg釜の製作を依頼しましたが、やはり火事の事で断られました。しかし再度製作要請を依頼し、消防署の許可書を頂くことで完成することが出来ました!!しかし完成はしたもののあまりのパワーにびっくり!!この焙煎機に慣れ、友達になるまでにはやはり時間がかかりましたが、今となっては私の最高の友であり、私のもがき苦しんだ時代や納得のいくコーヒーが完成した時の喜びなどの全てを知り尽くしているのがこの「我が良き友」焙煎機であり、又この「良き友」の長所・短所を知り尽くしているのもこの私なのです。
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